使用する分銅の形状や種類について
「分銅」とは、竿秤や天秤とともに用いて、物の目方を量る際に標準とする金属製のおもりです。
現在では、竿秤や天秤で使用されるよりも、比較対照器の標準として使われることが多いです。
学生時代の理科の授業で、ピンセットで天秤に乗せて重さを計量したという記憶が一番に思い浮かびやすいです。
さまざまな形状のものがあり、一般的に広く知られている円筒、取り扱いが容易で複数積み重ねるなど使いやすい円盤型、そして板状や枕型、おもり型など、用途によって使い分けされています。
分銅はいくつか種類があり、JCSS認定事業者が発行するJCSSの校正証明書が付いたものがあります。
協定質量と不確かさ、真の値の範囲が明記されており、一般の企業の標準器に位置付けされているなど、国内では非常に信頼性のある品物です。
不確かさのついたトレーサブルなものになります。
その他、独立行政法人産業技術総合研究所や都道府県の計量検定所によって行われる基準器検査に合格した質量の基準となるものがあります。
精度等級は特級〜三級までがあり、器差が交差内にあることを証明することができます。
不確かさが付けられていないのでトレーサブルとは言えない種類のものです。
分銅には、形状や種類、またステンレス製など材質などにより色々な種類があるので、使用するものの質量と等級、高い品質管理を求める場合はそれに見合った種類、使用環境や耐久性、コストなどを考慮し材質を決めることをお勧めします。