身近な機械について考える

物の運搬に用いるスクリューコンベヤ

スクリューコンベヤとは物の運搬に用いられるコンベヤの一種です

もちろん、何か物を運搬しようとする際、ある程度以上に長距離であればトラックなどを用いて運ぶわけですが、工場内など、限られた距離の間を運搬したいという場合には種々のコンベヤがよく用いられています。

おそらく、多くの人がまず思い浮かべるコンベヤはベルトコンベヤであり、これはベルト状のものが回転することでその上に乗せられたものを運ぶ装置です。

街中にある、動く歩道などは一種のベルトコンベヤと言えます。

スクリューコンベヤはコンベヤの一種ですが、一般的な知名度は決して高くありません。

この理由は、基本的に密閉タイプであることが影響しているでしょう。

ベルトコンベヤは、それが動いているところや、上に乗っているものが運搬されているところがはっきりと目に見えるという特徴があります。

一方で、スクリュータイプのコンベヤは、パイプの中にらせん状の羽根があり、その羽根が回転することで物を運搬するのですが、外から見てもパイプしか見えず、透明タイプでもない限りは何かが運搬されているようには見えません。

そのため一般的な知名度が必ずしも高くないわけです。

ただし、これは別の観点ではメリットにもなり、スクリューコンベヤの場合にはパイプの中を物が運ばれますから、周囲に飛散しやすいものとか、臭いの強いものなどであってもさして問題になることが無いという特徴も持っています。